■回頭性
回頭性とは、ハンドルを切った時にどれだけ曲がりやすいか、ということです。スポーツカーなど回頭性が高い車は曲がりやすいのですが、その分動きが不安定になり、運転が難しいという傾向があります。
■過給圧
過給圧とは、ターボチャージャーなどの過給器がエンジンに空気を送るときの圧力のことです。ブースト圧ともいいます。基本的には、過給圧が大きければ大きいほどエンジンのパワーは強くなります。
■可変バルブ機構
可変バルブ機構とは、エンジン内のバルブにおいて、吸気・排気のタイミング、位相、リフト量などを調節することにより、エンジンのパワーをより効率的に生み出すシステムです。メーカーによってはVTEC(ホンダ)、VVT(トヨタ)、AVCS(スバル)、MIVEC(ミツビシ)、NEO VVL(ニッサン)とも呼ばれます。
■カーナビ
カーナビゲーションシステムの略で、自動車航法システムのこと。ナビゲーションシステムとは飛行機や船の航路誘導システムのことで、この名前をそのまま使っている。通常、液晶画面に地図などを表示して、ドライバーに進行方向や目的地までの距離などを知らせる。以前はCD-ROMを使用したものが多かったが、最近では情報量の多いDVD-ROMを使ったのが一般的。車の位置の測定には、衛星からの電波を受信するGPS方式と、自車の走行状態をジャイロで検出して推測する自立航法、さらにはVICSと呼ばれる光や電波を利用する方法があるが、通常はそれらを組み合わせて利用している。
■カーボンファイバー
素材にカーボンファイバー・レインフォースド・プラスチック=炭素繊維樹脂=を用いた構造物。炭素繊維を織った布に樹脂を染み込ませた「プリプレグ」という素材を型に貼りつけ、圧力釜で高温・高圧にさらし、余分な樹脂分を飛ばして成形する。軽金属と比べても、同じ強度と剛性を確保しながら軽量に作れるため、レーシングマシンを構成する各部のパーツに用いられる。F-1やCARTマシンではマシンの骨格であるモノコック、外側を包んでいるボディシェル(カウル)やウイング類、サスペンションアームなど各所に使われている。
■カウンターステア
右に旋廻しようとしたとき、車の後輪が横滑りをはじめると車体はコーナーの内側に向き過ぎることがある。この時ドライバーは反射的に旋廻方向とは逆の左側にハンドルを切る。この、常識とは逆のハンドル操作による動作がカウンターステアである。通常はかなり危険な状態であるが、峠のコーナーなどで意図的にこのカウンターステアを楽しむドライバーもいる。
■過給機
過給機とは、通常のエンジンが自然吸入なのに対し、大気の圧力を上げて強制的にエンジンに吸入させる装置のこと。スーパーチャージャーとターボチャージャーがあるが、日本ではターボチャージャーが中心で、80年代に入ってから急速に普及した。
エンジンの過給機は、もともと大気の薄い上空を飛ぶジェット機用に開発されたもので、大気を圧縮することで多くの空気を燃焼室に送り込み、エンジンの出力を高めることを目的としている。