■熱線入りガラス
主としてリア用のガラスであるが、細いニクロム線をガラス内に埋め込んだもの。このニクロム線に電気を流すことによってガラスを暖め、ガラスの曇りを取り払う。寒冷地用車輌やラリー用車輌にはフロントにも使われることがある。
■燃圧
フューエルポンプで送られた燃料は、インジェクターで噴射される前に一定の圧力をかけた状態でためられている。この時の燃料にかけられた圧力を燃圧という。燃料の吸入量はインジェクターの開弁時間で調節されるが、規定の燃圧より低くなると、計算上の数値より少ない燃料しか噴射されなくなり、混合気が薄くなって危険な状態になる。
■燃焼室
ガソリンと空気の混合気が送り込まれ、ピストンの上昇によって圧縮され燃焼する空間のことを燃焼室という。シリンダーの上の部分。この燃焼室の形状によって吸排気バルブの形や大きさ、混合気の流れなどが影響を受け、燃焼効率にも大きく影響する。燃焼室の形状によって、「バスタブ型」、「クサビ型」、「ペントルーフ型」、「半球型」、「多球型」などがある。
■燃料計
燃料の残量を表示する計器で、フューエルゲージとも呼ばれる。燃料の液面に浮かせたフロートによって残量を知るシステムだが、過減速やコーナリングによって液面が揺れてフロートが上下に振動したりするので、指針が振れて正確な表示が保てなくなりやすい。その対策はいろいろ試みられていおり改善されてはいるが、その車のゲージの動きや表示の特徴を知っておく必要がある。なお、燃料の残量が一定値を下回ると警告灯(インジケーター)が点灯するものもある。
■燃料タンク
ガソリンや軽油など車の燃料を溜めておくタンク。乗用車の場合50〜80リットル位の燃料を搭載できる。トランクルームの下部など車の後方に配置されることが多く、追突事故などで燃料漏れを起こさないように強度の高い鋼板が使われることが多かった。最近は燃料タンクの搭載位置も多様化し形状も複雑になっており、また車自体の軽量化も求められることから、樹脂製の燃料タンクが普及しはじめている。
■燃料フィルター
燃料にも細かいゴミが含まれているため、それを取り除くための濾過装置。通常4〜5ミクロンくらいまでのゴミを除去する。
■燃料ポンプ
燃料をフューエルタンクからエンジンに送るポンプで、燃料噴射式のエンジンでは電気式のエレクトロニック・フューエルポンプが使われる。インジェクターを交換するなどの改造を行った場合には、フューエルポンプも大容量のものに換装する場合が多い。
■ネット値
ネット値とは、エンジンのパワーを測るときに、車体に積み込んだ状態で測定した値のことです。車に積み込んだときの影響を考えずに測定した値はグロス値と呼ばれます。